取り扱うのは
「天然蝦夷アワビ」のみ
「天然エゾアワビ」は、三陸沿岸の岩手県・宮城県の漁獲高が全国一で、両県で年間数100トンの水揚げがあります。
三陸のアワビは天然資源保護のため、毎年産卵期を終えた11月・12月の2ヵ月のみ解禁となり、日数にして僅か7日間程度しか開口日がありません。
その数日間で1年分のアワビを仕入れ、獲れたての品質を維持するには相応の設備とノウハウが必要です。
自然に近い環境で「活かす」
開口日に仕入れたアワビを、通年新鮮な状態でお届けするために必要なのが「蓄養(ちくよう)」です。
マルヤ五洋水産では、天然アワビが生息している環境とほぼ同じ蓄養設備を設け、長年培って来たノウハウを元に、自然に近い状態で「活かし」ながら安定供給に務めております。
海の目の前に蓄養施設を設け、300メートル沖合から毎時200トンの新鮮な海水を水槽に供給しています。
蓄養中の飼料は、アワビの主食である海藻類。三陸で採れた、新鮮なわかめや昆布などの生餌を使用しています。
厳しい品質管理
【アワビの目利きになるには、最低10年はかかると言われています。】
アワビの解禁日には、多い日には1日で20トンほどの水揚げがあります。
アワビの鮮度を落とさないために、一人2時間で1,000kgのペースで1粒々選別していきます。 中には10ヶ月以上蓄養する貝もあるため、死貝・弱った貝等悪い貝を除き、良いものだけを選別し集荷します。
当社の熟練したスタッフは、病院の内科医のように、アワビの動きや顔色を見てどこに傷があるのか、
あと何日ぐらい生きるのかを瞬時に判断することができます。 出荷時においてもより良いものだけを厳選し発送致します。
飲食店・法人の方へ
五洋水産では、飲食店や法人のお客様向けに活アワビの卸販売を行っています。
小ロットをはじめ、定期的にまとめて仕入れたいといったニーズにも幅広く対応させていただいております。